県内JAの話題

ユーカリ栽培講習会/初めて開催 | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: いいJAん!信州|Jan 3, 2021 3:00:00 PM

JA信州諏訪営農部は12月17日、JA原村農業研修センターでユーカリ栽培講習会を開いた。組合員、農業振興センター職員など約30人が出席し、栽培方法や出荷にあたっての注意事項などを確認した。
同JAは、高齢化により花き生産量・販売額が減少する中、県下トップの花き産地を維持しようと、収穫期間が長く労力が集中しないため、どの世代でも取組みやすいユーカリの栽培を初提案した。
講習は、営農部営農企画課の佐藤勲知主任が担当。栽培推奨品種として、耐寒性が極めて強く、夏の暑さにも強い品種や、5月上・中旬に植え付け、その年の10月下旬~12月上旬まで収穫できる品種を紹介。定植前後の管理や病害虫の防除方法、出荷規格を説明した。佐藤主任は「ユーカリはブライダルのブーケやフラワーアレンジメントの添え物として人気を集めている。コロナ禍のホームユース需要にも期待されるので、ぜひ栽培に取り組んでほしい」と呼びかけた。
参加者は「鳥獣害も少ないため、遊休農地を活用して栽培してみたいと思った」と話している。
来月は遊休ハウスを活用した宿根カスミ草の講習会を開催する予定。