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JA信州諏訪産きのこ出荷続く/新品種をぜひ味わって | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: いいJAん!信州|Jan 19, 2021 3:00:00 PM

JA信州諏訪管内で、旬を迎えたえのきたけの出荷が続いている。管内の生産者5軒が、毎日朝早くから、収穫後、袋詰めや箱詰めの作業に追われている。
管内産のえのきたけは昨年度から、新品種を導入した。歯ざわりがよく、シャキシャキとした食感で、色が白く、柄(茎)は太く、かさは丸くて形状がよいのが特長。今年度は約23500ケース(1ケース6キロ)の生産を見込んでおり、主に神奈川県、愛知県、山梨県などの青果市場に出荷される。管内のA・コープ各店舗の店頭にも並ぶ。
富士見町の生産者北原亮一さん(68)は今シーズン、10月中旬から収穫を開始。妻、従業員と3人で1日平均40ケースを出荷している。
昨年のコロナ禍による巣ごもり傾向で、北原さんは「家庭でのきのこの消費量が増えたのだと思う。とくに5月頃に需要の高まりを感じた」と振り返る。出荷は4月中旬頃まで続くとのことで、「コロナの終息を願いながら、引き続き生産に励みたい。信州諏訪産のえのきたけはおいしいと、市場からの評価が高いので、ぜひ多くの皆さんに食べてもらいたい」と話している。