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防犯訓練、金融窓口で非常事態想定 | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: いいJAん!信州|Dec 10, 2020 3:00:00 PM

JAながのは12月3日、中野警察署の協力を受けて、金融窓口に強盗が押し入った場合を想定した防犯訓練を実施した。中野市豊津の豊田支所を会場にして、同署の職員が本物さながらに強盗犯を演じ、支所の職員を拳銃で脅し現金を要求した。強盗事件発生時の対応を訓練し、防犯体制の実効性を検証した。
訓練は、金融窓口に拳銃を持った強盗犯が押し入り「このバッグに金を入れろ」と現金を要求する場面を設定。金融窓口の担当職員が紙幣をバッグに入れ、強盗犯に渡した。逃走する犯人を男性職員が追いかけ、カラーボールを投げ付けた。その後、通報を受けた警察官が駆けつけ、犯人の摘発につなげるため、職員から服装、身長などの特徴や逃走方向を聴取した。
同署の職員は「日頃か非常事態を想定して準備することが大切。安全を第一に、適切な防犯対策をしてほしい」と伝えた。
飯山支所の小林文雄支所長は「より実践に近い訓練ができた。各自の役割を確認して業務に取り組むとともに、未然防止にも努めていきたい」と話した。