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臼田和男さん(佐久市)が最高金賞を獲得 | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: いいJAん!信州|Dec 8, 2020 3:00:00 PM

小諸市とJA佐久浅間、同JA米穀専門委員会が主催する「第1回お米コンクールこもろ&第2回JA佐久浅間一番うまい米コンテスト」が12月5日、小諸市文化センターで開かれた。佐久地域の水稲生産者の知識と技術、意欲などの向上とともに、地域住民がおいしい米の産地として機運を醸成する機会として開催。最終審査の結果、最高位の最高金賞に佐久市の臼田和男さん(60)が選ばれた。
佐久市、東御市、佐久穂町、軽井沢町、御代田町、立科町、佐久地域振興局、JA全農長野が協賛。運営補助サポーターを募集して事前に炊飯講習会を開催するなど、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で2022年に順延された「米・食味分析鑑定コンクール小諸大会」を想定し、運営にあたった。
今大会は20年に同JA管内で栽培した米を対象に、個人と団体から昨年を24点上回る235点の応募があった。事前審査で食味分析器と味度計による機械審査を実施し、20点を選出。5日の最終審査で市長の首長やJA常勤役員、米穀専門委員ら20人が食味審査で外観や香り、味、粘りなどを評価した。
最高金賞の臼田和男の代理で出席した妻の栄江さん(53)は「肥料の量などをノートに記録して毎年、研究を重ねてきた成果だと思う。すぐに帰って報告したい」と受賞の喜びを語った。
浅沼博組合長は「米・食味分析鑑定コンクールの過去の受賞歴をみても、佐久地域の米は高い評価を得ている。22年に小諸市で開く国際大会に向け、生産者とともに地域をあげて盛り上げたい」と話している。
最高金賞以外の受賞は以下の通り。
▽金賞・佐久浅間農協組合長賞=岡村賢治(佐久市)、金賞・小諸市長賞=桜井友一(佐久市)▽銀賞・佐久広域連合長賞=成澤健司(佐久市)、同賞=小林剛(佐久市)