JAグリーン長野農業機械センターは冬期、農業機械の展示会・相談会をセンターごとに開催している。新型コロナウイルスの影響で、毎年夏と秋に開催する統一展示会・フェア等イベントの中止に伴うもの。密を避けつつ、実機に触れて検討する機械を増やそうと、メーカーの協力のもとで計画した。
このうち、長野市松代町の松代農業機械センターでは、12月1日から5日にかけて開催。トラクターやスピードスプレーヤー、田植え機など大型の機械から、乗用モアや小型管理機、JA奨励機械や需要の高い機械約47台を展示。農業機械センター職員が常駐し、来場した組合員・生産者に、操作方法などを説明。小型管理機を更新したいと訪れた生産者は、「実際に使い方を聞いていろいろな機械を見れるので選びやすい」と感想を寄せた。成約に向けて農業機械、さらに相談をすすめているという。
合わせて、スマート農業の一つとして推進する最新鋭「ロボット草刈り機」も実演。来場客から注目を集めていた。
同時期に若穂農業機械センター(同市若穂)でも開催。他センターでも今後計画する。JAでは、合わせて、農作業安全に向けて、農業機械の安全使用についても啓蒙する考えだ。