JAあづみは4日、松本市梓川にある旧倭支所の建物を活用し「倭ふれあいセンター」をオープンした。9月28日に支所再編の一環として松本市の梓川、安曇、奈川地域の5支所の金融窓口(信用店舗機能)を1カ所に統合。旧梓支所を「梓川支所」と名称変更して営業を開始。
金融窓口をなくした旧倭支所は、「ふれあいセンター」として倭地区の組合員の活動拠点とした。
この日は、オープンを記念した式典を開きJA関係者ら約30人が参加。千國茂代表理事組合長は「55年前に先人が築きあげた仕組みや建物は、激動の時代において維持・管理が難しくなった。既存の建物は残しつつ、倭地区の組合員の皆様に営農・暮らしの拠り所として活用いただき、親しみやすい場所になるよう努力していく」と抱負を述べました。
オープンに合わせ、ローカウンターや談話スペース、JAあづみ女性部倭支部専用デスクなどを新設。地域の特性を活かした営農活動や組織活動、相談活動、組合員対応など組合員の拠り所として活用していく。
同JA理事の細田範良さんは「組合員の声が反映されるとともに組織が育ち、組合員の拠り所になるような場所になれば」と期待していた。