JAグリーン長野女性部は12月2日、長野市篠ノ井のグリーンパレスで、「女性部とJA役職員との懇談会」を開いた。女性部役員14人と神農佳人組合長、駒村信一専務ら役員、各事業部長など16人、総勢30人が出席。新型コロナウイルス対策で席を離し、マスク・換気等を徹底し、役員ら運営者に女性部の要望を伝えた。あわせて、2020年度の女性部活動を報告。一層の女性部活動の活性化に向けて、協力を求めた。
意見交換では、職員対応・教育の徹底、女性の声を運営に反映させるための方策の実行、活動拠点の加工所の整備などを要請。関連する事業部長が、即実行できる内容、現状で対応が難しい・検討が必要な内容とを分けて理由とともに説明し、理解を求めた。
合わせて、20年度、女性部が地域貢献として行ってきた「マスク」寄贈やコロナ禍で活動に制約がかかる中でも部員が一つになれる活動として、図書「家の光」企画に応募する協同活動「巻きずし大作戦」などに取り組んでいることを報告。小林浜子部長は、「コロナの中で、マスクの活動では女性部として地域に貢献し、恩返しをすることができ、巻きずし大作戦でも、女性部として一つになることができた。これからも女性部に対する支援をお願いしたい」と話した。
神農佳人組合長は、農政や農業やJAを取り巻く情勢報告を含めて挨拶。「JAグリーン長野女性部として毎年誇らしい活動をしていただいており、現状のような環境下でもそれぞれの地区からJAを盛り上げていただいてる」と敬意と感謝を伝え、一層の事業利用を要請した。
JAでは、女性部の意見を反映できるよう内部で情報を共有し、職員対応等の高度化も図りながら、女性部活動をサポートしていく考え。