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米作りの集大成「収穫祭」で餅つき体験 | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: いいJAん!信州|Nov 19, 2020 3:00:00 PM

JA長野八ヶ岳小海支所は、1支所1協同活動の一環として小海小学校5年生が行う米作りの支援している。食農教育の一環で春から取り組み、10月2日に行った稲刈りで収穫をしたもち米を使って11月19日に収穫祭を開いた。
収穫祭当日は保護者も大勢参加して、児童は朝から昔ながらの杵と臼を使って餅つきを体験した。作った餅は、きなこ、あんこ、大根おろしの3種類の味付けをしたほか、地元の食材を使った具だくさんの豚汁や浅漬けなどを準備した。
会食に併せて、児童一人ひとりが田の作り方や稲の成長など、収穫祭を迎えるまでに体験したことを劇やクイズ形式にして保護者や参加者に向けて発表し、収穫祭の最後に1年を通して米作りを指導した小海支所管内の組合員、武川和雄さんと小海支所販売指導課の小山一裕課長に児童から感謝の気持ちを込められた色紙が渡させた。
児童は「米作りの大変さや収穫の楽しさと喜びを学んで、自然の恵みとこれまで協力してくれた皆さんに感謝しながらお餅を食べました」と収穫祭の感想を話し、普段食べているお米がたくさんの人の苦労があって自分たちに届いていること、協同で作業をする楽しさなどを学んだ。