県内JAの話題

地域の困り事を女性部活動で応援

作成者: いいJAん!信州|Nov 16, 2020 4:31:00 PM

JAみなみ信州女性部伊賀良支部は、10月23日飯田市の伊賀良小学校へ米や飼料用の空き袋を寄付した。
同支部の片桐貴代子支部長は、同校でごみ袋に使用するために児童の家庭から空き袋を集めていることを同居する孫の便りで知り、同地区も農家の減少や核家族の増加していることから女性部で協力できないかと同支部班長会で提案し、部員約60人に文書を送り取り組んだ。
同校ではごみ袋として使用できる袋が飼料などの空き袋の指定があり、例年であれば給食に関係する米業者から分けてもらっていたが、新型コロナによる休校などで不足していた。
同支部で部員に呼び掛けたところ、2週間と短期間にもかかわらずおよそ250枚が集まった。
片桐支部長は「女性部活動があまりできなかったこともあり、便りを見たときに女性部で協力できないかととっさに思いつきました。大勢の皆さんに賛同いただき、急なお願いにもかかわらずたくさんの袋を学校に届けることができてうれしかった」と話した。
この日、片桐支部長と椎名千世子副支部長の2人が同校を訪れ、濱敦志教頭に空き袋を手渡した。
濱教頭は「地域の方に学校で困っていることを察してもらい、すぐに動いてもらったことに驚きとともに感謝致します。改めて地域に支えられていることを強く感じ、大変ありがたかった」と感謝した。