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「りんご祭り」での最高売上更新 地元客を中心に活気を帯びる | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: いいJAん!信州|Nov 15, 2020 3:00:00 PM

JAあづみは14.15日の両日、安曇野市豊科の大型農産物直売所「安曇野スイス村ハイジの里」で地元のりんごなどを特価で販売する「りんご祭り」を開いた。
同所がオープンした当時から続く毎年恒例のイベントとして、地元客を中心に人気を集めており、両日ともお目当ての品を買い求める多くの来場者で賑わった。
店舗前に特設販売ブースを設置。旬を迎え真っ赤に色づいた地元産りんごの「サンふじ」や同市穂高牧産の長芋、愛媛県産の得袋みかんなどを取り揃え特価で販売した。
特にりんごの「サンふじ」は売れ行きが好調で贈答用と家庭用合わせて1165箱、約370万円を売り上げた。
相模原市から来場し贈答用りんご11箱を購入した清水長昭(しみずたけあき)さん(73)は「毎年、この日を楽しみにしている。安曇野産のりんごは甘味と酸味のバランスがよく、蜜もたくさん入っていて一味違う気。お世話になった方々に送っても喜ばれるので重宝している」と話した。
「りんご祭り」期間中のレジ通過者はこの日を楽しみにしていた地元客や県外客が殺到し、昨年対比950人増の4,860人、2日間の売上は昨年対比320万円増の1260万円となり、毎年行っている「りんご祭り」での最高売上を更新した。
後藤祐輔(ごとうゆうすけ)店長は「地元農家が大切に育てた安心安全な農産物を多くの来場者にお買い求めいただけた。最高売上を更新したことは励みになる。これからも選ばれる売り場作りに注力したい」と意気込んだ。