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最優秀賞に塚田悦子さん 水稲品質改善共進会開催 | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: いいJAん!信州|Nov 15, 2020 3:00:00 PM

JAあづみ食糧専門委員会は13日、安曇野市堀金の広域営農センターで「第17回水稲品質改善共進会」を開いた。
共進会は水稲の栽培技術や品質向上を目指し、毎年行っている。JA管内14地区から昨年より1点多い69点の玄米が出品され、審査を行った。
最優秀賞の松本農業農村支援センター所長賞には、同市有明地区の塚田悦子(つかだえつこ)さんが選ばれた。
成分分析計による食味値と穀粒判別器による整粒値が高い上位20点を1次選抜。その中から、松本農業農村支援センター、JA全農長野、JAあづみ食糧専門委員会役員、農産物検査員ら9名が食味を構成するタンパク質やアミロースの測定値と、胴割れ米、未熟粒などがないか外観形質による目視判定で、入賞の10点を決めた。
営農経済事業部米穀課によると、本年は8月の猛暑による高温障害の影響が心配されたものの白未熟米や胴割れ米は少なく1等米比率が多い事から品質が良いという。作況指数は平年並みで、適期刈り取りを呼び掛けた事により一等米比率は県内トップクラス。
同センター技術経営普及課主任の谷口岳志(たにぐちたけし)さんは「出品された玄米はどれも高いレベルのものだった。生産者の努力と技術の高さが顕著に現れている」と評した。
最優秀賞以外の入賞者は次の通り。かっこ内は地区名。
▽優秀賞=平林隆之(穂高)▽優秀賞=塚田純一(烏川)農事組合法人踏入ゆい生産組合(南穂高)石原晃(西穂高)▽優良賞=手塚久盛(高家)金森利子(有明)飯田忠男(温)山田啓策(豊科)丸山啓司(豊科)