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遊休農地の活用した米栽培で地域に貢献 | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: いいJAん!信州|Nov 15, 2020 3:00:00 PM

JAみなみ信州下久堅支所は13日、飯田市の下久堅公民館で収穫米の贈呈式を行った。
この収穫米は、遊休農地の解消と地域貢献を目的に同支所が2006年から取り組んでいるもので、今年も7アールの田んぼでJA職員が栽培した。
同地区にある下久堅保育園の園児も田植えに参加し食育活動の一環としても取り組んでいる。
10月の稲刈りで収穫した「風さやか」を3団体(同地区健康福祉委員会に160kg、赤十字奉仕団30kg、社会福祉法人あゆみ会60kg)に贈呈した。
健康福祉委員会会長の林幸次さんは「毎年心のこもったお米をいただきありがとうございます。今年も大切なお米を1人ひとりにお配りします」と話した。
同委員会では、年末までに独居老人や母子・父子家庭など74世帯へ2kgずつを配布する。また赤十字奉仕団は、災害時や避難訓練の炊き出し用として活用される。
同JAの久保田直人理事は「農協組織は組合員、地域の皆さまの協力がなくては成り立たない組織です。遊休農地の解消や保育園児の食育も含め、少しでも地域の役に立てればうれしいです」と話した。