JA上伊那は11月13日、「フォトコンテスト2020」の表彰式を伊那市狐島のJA本所で開いた。入賞者27人のうち15人が出席し、御子柴茂樹組合長が1人ひとりに賞状を手渡した。
フォトコンテストは、JA上伊那が発足した1996年から毎年開催している。25回目となる今年は「上伊那の農のある暮らし、魅力ある風景」をテーマに作品を募集。64人から過去最高となる238作品が寄せられた。
10月に審査会を開き、フォトコンテスト部門14点、カレンダー部門13点の入賞作品を決定した。入賞作品は、同JAの広報誌の表紙や2021年オリジナルカレンダーに使う。
最優秀賞となるJA上伊那組合長賞とカレンダー賞を同時受賞した辰野町の北原雅光さん(85)は「撮影した写真がこのような形で生かされたことは本当に光栄。体が許す限り好きな写真を撮り続けていきたい」と話した。
御子柴組合長は「同じ場面でもとらえ方によってこんなに変わるのかと毎年感動する。自信と誇りをもってカメラを構えていただき、来年も作品を提供いただきたい」と期待した。
入賞作品は、11月16日から30日まで、本所正面玄関ロビーで展示する。