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菊500点鮮やかに、第55回東信菊花展 | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: いいJAん!信州|Nov 11, 2020 3:00:00 PM

小諸市の小諸城址懐古園で、10月17日から11月3日まで第55回東信菊花展が開かれ、県内外の観光客らで賑った。菊の愛好家でつくる東信秋香会、小諸商工会議所らが主催。「小諸城址懐古園紅葉まつり」のイベントの一つで、期間中は約1万5千人が訪れた。
園内の特設会場には東信秋香会の会員が育てた、鮮やかな大輪を付ける三本仕立ての盆養をはじめ、江戸時代に活躍した力士「雷電為右衛門」の菊人形など、趣向を凝らした約500点を展示。自身も菊を栽培するという山梨県南アルプス市の金子賢夫さんは「初めて訪れたが、園内に並ぶ素晴らしい菊の姿から生産者の苦労がうかがえる」と話していた。
斯波隆夫会長(78)は「今年は日照不足と夏の高温の影響で管理に苦労したが、大勢の皆さんに菊の姿を楽しんでもらえたと思う」と話している。
10月28日には審査会を開き、内閣総理大臣賞以下、各賞を決定。11月25日に同市内で賞状授与式を予定している。