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本格韓国風キムチづくりに挑戦 | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: いいJAん!信州|Oct 29, 2020 3:00:00 PM

JAみなみ信州女性部下久堅支部は、23日、飯田市の下久堅公民館で、素からつくる本格韓国風キムチ講習会を開いた。
同支部は家庭用野菜を作ってもらおうと、9月7日に部員へ秋野菜苗の配布を行い、その中にあった白菜を使った韓国風本格キムチを作ってみようと初めて企画した。
エプロンサポーターの木下豊子さんを講師に、同支部部員12人が参加した。
部員の中には当地域特産の市田柿を作る農家も多く白菜収獲時期となる11月は忙しくなることから、各家庭で白菜の収穫後に作れるよう、この日は講習会を行った。
同支部の岡島友子支部長は「野菜苗配りは以前から行っていますが、今年は家庭でキムチにして楽しんでもらおうと思います。自宅にいる時間も増えていますが、その中で楽しむ工夫も提案していきたい。手作りする本格キムチは初めてなので楽しみです」と話した。
木下さんはこの日に合わせ、同女性部飯田支部からレシピをもらい、本格的な味のポイントにと"アミの塩辛"も準備した。
参加者も普段使うことのない食材に興味津々で、「どんな味がするの」「どこで買えるの」と盛り上がる一面もあった。
参加者は、大根や事前に塩漬けされた白菜をカットし、キムチ漬けの素を作りも見込む作業を楽しんだ。
参加した部員は「材料がそろえば簡単だったので、自分好みの材料も使って家でも作って見ます。本格的になったか早く食べてみたい」と話した。
木下さんは「4日ほど漬けこむと味がなじみ食べごろになるので、それまで楽しみにしてください。家で採れた白菜でもぜひ作ってみてください」と話した。
同支部はこれまでも秋野菜苗を配る活動を行ってきたが、今年度は初めて役員が白菜やブロッコリー、カリフラワーなどを種から苗に育て部員29人に配り、顔を合わす機会が減った部員と交流を深めた。