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旬のマツタケを求め大盛況、きのこ祭り開催 | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: いいJAん!信州|Oct 22, 2020 3:00:00 PM

駒ヶ根市東伊那のエーコープ東伊那店周辺で10月18日、「きのこ祭り」が開かれた。昨年は台風の影響で中止となったため2年振りの開催となる。今年は新型コロナウイルスの影響で人気のきのこ宴会や会場での飲食は中止となったが、野生きのこの特売やマツタケ饅頭の販売、地元産のリンゴや栗といった農産物の販売など、持ち帰り販売に特化して開催。県内を中心に、訪れた多くの来場者で賑わった。
「きのこ祭り」はこれまで、JA上伊那東伊那支所の支所祭の一環として開催してきたが、2020年3月に同支所の営業形態が変更。今年は東伊那営農組合とエーコープ東伊那店が企画し、同JA駒ヶ根東支所が運営に協賛した。
野生きのこの発生状況については、8月以降の降水量が少なく心配されたが、台風14号や開催日3日前から降り続いた雨で、息を吹き返した。当日は新鮮なマツタケ8キログラムを中心に少量ながらホンシメジやクロカワなども持ち込まれ、大勢の人が買い求めた。
毎年来ているという夫婦は「今年もマツタケが買えてよかった。今年はコロナ禍で息子が帰省できなかったので、マツタケを送ってあげたい」と笑顔で話した。
東伊那営農組合の渋谷厚男組合長は「今年も開始時間前から多くの人が来てくれた。大盛況のうちに終わってよかった」と安堵した。