県内JAの話題

安曇野産「玉ねぎ」の定植始まる 好天に恵まれ適期定植 | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: いいJAん!信州|Oct 20, 2020 3:00:00 PM

JAあづみ管内各地では16日、玉ねぎ「ネオアース」の定植作業が始まった。安曇野市堀金の約10アールの圃場で、JA職員4人が4列同時に植え付けられる定植機を使い、畝の形状に合わせて方向を修正しながら約15センチに成長した苗を10センチ間隔で植えていった。
定植した苗は8月下旬に育苗箱(1枚448穴)に種を撒き、育苗ハウスで50日ほど育苗した。11月上旬までに約600万本を植える予定で、来年の6月のまでに除草作業、防除、追肥を行い、約1,000トンを収穫する予定だ。
営農経済事業部農産課の下田裕貴係長は「近年、10月の長雨で定植が遅れることが多かったが適期に定植出来てほっとしている。安曇野の特産でもある玉ねぎを多くの消費者に味わってもらえるよう大切に育てていきたい」と話した。
同JAは「農業者の所得増大」と「農業生産の拡大」に向けて、玉ねぎや夏秋いちごを最重点品目に位置付け、生産拡大と農業振興を進めている。
省力化につながる機械化栽培の普及と平成29年6月から導入している共同乾燥調製施設の活用で、生産者の作業負担軽減につなげている。