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小学生が稲刈りとはぜ掛けを体験 | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: Admin|Sep 17, 2020 3:00:00 PM
児童にはぜ掛けの指導をする青年部員

JA松本ハイランド青年部島立支部は9月16日、松本市にある島立小学校の学校田で稲刈りとはぜ掛けの指導を行った。学校近くの7アールの田んぼで、5月に植えた「コシヒカリ」の刈り取りを行い5年生の児童44人が参加した。
同小学校では総合的な学習の一環として5月の田植えから約半年間、お米ができる過程を学習。同支部が食育活動の一環として田植えや日々の管理などサポートしてきた。
当日は、青年部員が稲の刈り方を指導したのち、児童たちは稲刈りかまを手に、慣れない手つきで1株ごと丁寧に刈り進めた。刈り取った稲は数束ずつ紐で束ね、はぜ掛けに挑戦。参加した児童は「以外と力が必要で大変。切る感触が楽しい」と話しながらクラスメイトと協力して作業を行った。
同小学校5年生担任の小笠原百香先生は「5年生は社会の授業で米作りについて勉強している。写真で見るよりも、実際に体験できるのは、児童たちの勉強になるのでとてもありがたい」と話し、同支部副支部長の横内一志さんは「自分たちでお米を育てることで、お米作りの大変さを知ってもらい、ご飯1粒1粒を大切に食べてもらいたい」と話した。