JA上伊那は9月15日、伊那市荒井の伊那支所敷地内にある「荒井低温米倉庫」で令和2年産米の集荷作業安全祈願祭を行った。新たに購入したフォークリフトの入魂式も併せて行い、JAの役職員など関係者16人が玉串をささげ、米集荷作業の安全無事を祈った。
9月に入り、管内各地で米の収穫が本格化。9月9日から管内9カ所のカントリーエレベーターで米の集荷が始まった。9月23日からは10カ所ある米倉庫で個袋出荷受け入れが始まる。荒井低温米倉庫での受け入れは9月24日から10月末まで11日に分けて行われ1袋30kg入りの米袋約28,000袋(840トン)を受け入れ予定。上伊那全域では約16,200トンの集荷を見込んでいる。
JAの下村篤営農経済担当常務は「長野県の中でも1番の米どころである上伊那。これから多くの米が集まってくるが、安全に留意しながら多くの米が集荷できるよう願っている」と挨拶した。