佐久地域で栽培されるプルーンの主力品種「サンプルーン」の出荷最盛期に合わせ、高品質化と栽培技術の向上を目的に、佐久プルーンコンクール「サンプルーンの部」が9月14日、佐久市の佐久合同庁舎で開かれた。長野県佐久地域振興局やJA全農長野、JA佐久浅間などでつくる佐久園芸生産振興協議会が主催し、今年は同地域全域から14点(秀品の2L・400グラム入り4個詰め)が出品された。佐久農業農村支援センター、JA全農長野、JA職員の5人の審査員が、果実の形状や糖度、熟度、ブルームの付き具合などを審査し、最高位の長野県知事賞に佐久穂町の嶋﨑敏彦さんが選ばれた。
JA営農経済部園芸課中澤毅課長は「7月の長雨や8月の高温の影響が心配されたが、今年も素晴らしいプルーンがそろった」と話した。
同協議会では、19日に道の駅「ヘルシーテラス佐久南」で、プルーンのサンプル配布や即売などの消費宣伝会を開く予定。28日には佐久プルーンコンクール「オータムキュートの部」を開催する。
県知事賞以外の入賞者は次の通り。
▽全国農業協同組合連合会長野県本部長賞=栁澤雄三(佐久市)▽長野県佐久地域振興局長賞=鶴田寿夫(佐久市)▽全国農業協同組合連合会長野県本部東信事業所長賞=仲沢博紀(佐久市)▽佐久浅間農業協同組合代表理事組合長賞=中村眞一(小諸市)▽佐久園芸生産振興協議会長賞=市川澄枝(小諸市)