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米検査開始、9000トン出荷計画 | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: Admin|Sep 15, 2020 3:00:00 PM
米の検査をする高橋調査役

JAながのは9月15日、木島平村上木島で令和2年産米の検査を始めた。初日に持ち込まれた「コシヒカリ」を中心に約36トンをJAの検査員が検査し、品質に問題はなくほぼ1等の格付けとなった。出荷開始日は平年より1週間ほど早い。管内の各地で今月中旬~下旬にかけて検査が始まり、11月上旬まで続く。今年度は、コシヒカリをはじめ、あきたこまち、風さやかなど約9000トンの出荷を計画している。その内、コシヒカリは全体の8割を占める。集荷した米は県内中心に全国へ出荷する。
今年は、長雨の影響で稲の丈が長く各所で倒伏も見られたが、収量は平年並みを見込んでいる。日照不足により出穂に遅れがあったが、その後、高温となり登熟が前進した。
検査を行なった営農技術員の高橋昌人調査役は「今年の仕上がりについて高温障害を懸念していたが、ほぼ見られず良好なスタートとなった」と話した。