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農家有志「リンゴタスクフォース」、リンゴ栽培で児童と交流 | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: Admin|Jul 21, 2020 3:00:00 PM
7月13日、須坂市内のリンゴ園で袋掛けをする児童とメンバー

JAながの須高青年部のリンゴ農家有志7人で構成する「リンゴタスクフォース」は、地元の須坂市立豊洲小学校3年生の児童26人とリンゴの栽培体験講習を行っている。「栽培体験を通じて地元農産物に親しんでほしい」と、毎年3年生を対象に絵文字リンゴづくりに取り組んでいる。リンゴに絵文字シールを貼り日光を当てることで、収穫時にシールをはがすと絵文字の形が残る。7月のリンゴの袋かけから、9月の袋外しとシール貼り、11月に収穫体験を行う。
7月13日、須坂市内のリンゴ園で、袋掛けを行った。児童は、メンバーのサポートを受けながら一人5袋ずつ、リンゴに袋を掛けた。また、リンゴの栽培について、日光の役割や昼夜の寒暖差の影響、摘果や葉摘みの効果などを写真パネルやイラストを使って説明した。
リンゴタスクフォースのリーダーを務める遠山幸一さんは「リンゴやブドウなどが作られているこの地域の特徴や景色を見て、覚えてほしい」と児童に地域の魅力を伝えた。
児童は「初めて袋掛けをした。絵文字リンゴになるのが楽しみ」と話した。