県内JAの話題

トルコギキョウ本番 | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: Admin|Jul 8, 2020 3:00:00 PM
出荷規格を確認する生産者ら(7月8日、佐久市・さく共撰所で)

JA佐久浅間で、花き主力品目の一つトルコギキョウの出荷が始まった。主に佐久市と佐久穂町の40戸が生産。今年は低温の影響などで、例年より一週間ほど遅い6月下旬に出荷が始まり、7月下旬から9月をピークに11月上旬まで、約35万本を出荷する計画だ。
出荷最盛期を前にJA花き専門委員会トルコギキョウ専門部は7月8日、佐久市のJAさく共選所で目ぞろえ会を開いた。部会員ら約30人が参加。出荷選別基準や留意点などを確認した。
JA花卉果樹振興センターの担当者が草丈や枝数、開花輪数など選別のポイントを説明。「各等級ともに全体のボリュームと茎の太さを揃え、一束・一箱の揃えを良くすること」と強調した。
大工原敬明専門部長は「厳しい情勢ではあるが、しっかり勉強し、品質の良いものをつくる事が今後につながっていく」と呼び掛けた。
市川文彦センター長代理は「先行きが不透明な情勢ではあるが、生産者には高品質のトルコギキョウを栽培していただき、JAが販売努力をしていく」と話した。