JA長野八ヶ岳は、管内の生産野菜主品目が出荷最盛期に入り、JAの各地区集荷場で生産者を対象にした査定会を開いた。川上支所大深山支部では6月22日に行われ、JA全農長野と関係業者から担当者を招き、生産者やJA職員の担当者など約60人が出席した。
JA担当職員から出荷品目ごとに栽培から収穫まで注意点を説明し、異物混入や農薬散布時の飛散防止、残留農薬検査の徹底などを再確認した。出荷物に関しても適期収穫、生産者ごとに個人差がないことや段ボールを含めた見た目のきれいな荷造りを心がけるよう、参加者に向けて話した。
同支所の大深山地区蔬菜出荷組合の小池明宏組合長は「新型コロナウイルス感染症の影響により厳しい販売状況が続いているが出荷シーズンはまだ始まったばかり。生産意欲をしっかり持ち各品目の作付けに取り組んでほしい」とあいさつしました。
同JAの19年度野菜販売高は台風や降ひょうなどの影響により215億円としたが、20年度は消費者の需要に沿った計画生産と洋菜類の安定・適正生産に努め、野菜販売高225億を目指す。