三穂盛年の会は、16日、同地区三穂小学校近くのおよそ5アールの田んぼで、同校5年生の田植え授業を行った。
同会は昨年から同校の米作りの指導を始め、2年目の取り組み。
同会では、収穫後に児童に餅つきなどで楽しんでもらおうと、育てる米をもち米(もりもりもち)にし準備した。
この日、同会員の坂巻吉光さんが管理する田んぼで、5年生の児童14人と担任教諭、同会員6人が参加し、児童は会員から指導を受けながら田植え作業を行った。
参加した児童の半分以上となる9人が田植えの経験があり、間隔を広く取っての作業では慣れない児童の遅れを近くの児童が補うなど協力し合い、1時間ほど汗を流した。
同会の木下清文会長は「みんなが頑張ってくれて頼もしかった。秋にはきっとおいしいお米が収穫できるので楽しみに時々生育の様子を見てほしい」と話した。
作業を終えた児童は「楽しかった」「たくさん植えて達成感があった」と話した。
同会は、同地区の青年農業者が集まり活動を始め4年目で、初年度から同校の全校児童を対象にとうもろこしの種蒔きや収穫体験を行ってきている。