JA佐久浅間は6月2日、御代田町馬瀬口の御代田支所の竣工式を開いた。御代田町長や施工業者、JA関係者など26人が出席し、神事やテープカットを行い、完成を祝った。
金融窓口機能の再構築で財務の健全化と経営安定を図る、同JAの事業改革の一つ。同町内の小沼、御代田、伍賀の3店の金融窓口を集約し、今年2月に新支所が完成。3月2日から営業開始した。
竣工式は3月10日の予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で延期となっていた。また、感染予防のため、規模を縮小して式を開いた。
JAの浅沼博組合長は「事業拠点の再構築は、事業改革の一つとして重要な役割を担っている。組合員や地域住民の拠り所として皆さまに親しまれる支所をつくりたい」と話している。
同支所は、鉄骨2階建て、延べ床面積約875平方メートル、敷地面積は約2927平方メートル。2階には会議室のほか、調理室を備えたコミュニティールームを配置している。