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ぶどう 早期収量確保へ 大苗養成めざし定植 | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: Admin|Apr 15, 2020 3:00:00 PM
苗木の植え込み作業する部会役員ら

JA中野市とJA中野市ぶどう部会は4月10日、今年度の「大苗養成事業」として、管内の園地で一年生苗木の定植作業をした。定植した苗は今後、防除や管理を定期的に行い、今秋に2年生大苗として部会員や生産者に配布する予定だ。
今年度定植した品種は、「クイーンルージュ」、「シャインマスカット」「巨峰」など、約1,030本。
この事業は、生産者が早期に収量を確保できるよう、2年生の大苗に育ててから部会員に配布する計画で、2005年から取り組み、これまで、約12,800本、約64ヘクタール分の苗木を供給してきた。
作業に参加したJAの佐々木真経済常務は「大苗事業開始から15年が経ち、配布した苗木が成木化し、着実に成果が表れている」と感謝し、JAぶどう部会の篠原正人副部会長は「今後も事業を継続し、生産基盤の拡充に繋げたい」と話した。