JAながの青年部連絡協議会は、台風19号の影響で被害を受けた農家の復旧支援に各地で取り組んでいる。青年部豊野町支部は11月2、3の両日、家屋や圃場などに浸水被害を受けた地元の長野市豊野町と同市長沼地区で復旧支援を行った。豊野町支部をはじめ千曲市や須坂市など管内各地から集まった約40人の部員らは、リンゴ畑や農道に流入して大量に溜まった泥の排出や流れ着いたゴミの撤去、枝の伐採、農業資材の洗浄などを行った。
農道に土砂が溜まっていると生産者が作業車などで果樹園に行けないため、部員らはスコップで懸命に土砂を取り除き通路の確保を行った。また、倒壊した樹木はチェーンソーで伐採し撤去した。
被災した農家は「一般のボランティアの方ができる作業のほかに、圃場の作業に慣れている農家にしか頼めないこともある。大勢の農家に集まっていただき助かる」と感謝した。
青年部は今後も引き続き、農家の復旧支援などの活動を継続していく。