JA全農長野とJA木曽は19日、上松町出身の力士、御嶽海が所属する出羽海部屋に、県産農畜産物を贈った。同部屋が20日から3日間、木曽町で合宿をするのに合わせて、合宿の成功と御嶽海の健闘を祈念して寄贈した。木曽町の宿泊施設で寄贈式を開催。全農長野の佐藤利久管理部長とJAの田屋万芳組合長が、同部屋の高崎親方と御嶽海に、目録と県産農畜産物の籠盛を手渡した。
高崎親方は「環境の素晴らしい木曽で一生懸命稽古して、来月の名古屋場所に向けて良い成績を残したい」とあいさつ。御嶽海は「名古屋場所に向けて、この合宿で稽古を積んで頑張りたい」と決意を語った。
贈呈したのは「木曽牛」「御嶽はくさい」「御嶽ぶなしめじ」をはじめとした肉、野菜、きのこ、乳製品などの県産農畜産物160キロ。
田屋組合長は「県産農畜産物のPRができて良かった。夏場所に向けてしっかりと食べて稽古をしてもらいたい」と話した。