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仕上げ摘果講習会、梨の着果量確保へ | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: Admin|Jun 17, 2019 3:00:00 PM
営農指導員の説明を聞く生産者

JA塩尻市果実常任委員会なし部会はこのほど、梨の仕上げ摘果講習会を開いた。
桔梗ケ原地区での講習会には10人が参加。摘果時期や新梢(しんしょう)管理、病害虫防除について営農指導員の説明に耳を傾けた。
今年の生育は、昨年より8、9日遅い。5月の凍霜害による被害が梨の全園地に見られ、全ての品種で結実が少ない。このため着果量確保に努めるよう呼び掛けた。
摘果は、凍霜害が生じた箇所では一度に落とさず、品質の良い果実を残す他、さびなども程度が軽いものは残し、8月の最終着果まで見て判断するよう伝えた。
新梢管理は、主枝、亜主枝の背面から発生している強勢な新梢を中心に、翌年使えそうな枝以外は切り落とすことなどを説明した。