JA塩尻市直売部会は19日、JAが運営する直売所新鮮市場ききょうの出荷者を対象に、2018年度の同部会生産者大会を開いた。塩尻市総合文化センターを会場に、90人の生産者が参加。18年度事業報告と収支決算、季節に合わせたイベント計画を盛り込んだ19年度の事業計画などを承認した。
18年度、直売所の個人持ち込み農産物の販売高は、前年度対比5.9%増の1億5499万円に上り、出荷者は32人増えた。JAと部会役員が協力してイベントで豚汁を配布した他、直売所の花壇作りのイベントを開くなど部会を中心に催し物を企画した。
19年度は、12月から3月まで毎週水曜日を定休日とすることや、10月の消費税増税への対応として、今まで直売所運営基準で10円単位としていた価格設定を、5円単位に変更する点を役員会で決定した。
小林美知子部会長は「新鮮市場ききょうにしかない特徴のある売り場をつくっていきたい」と、今後の部会活動に意欲を見せた。