JA塩尻市は2月下旬、塩尻市立宗賀小学校の2年生の児童44人とみそ造りをした。JAで用意した大豆を使い、JA総務部協同活動推進課の職員と女性部員が作り方を教えた。
児童は、総合的な学習の時間に、食農教育の一環で大豆製品を作っている。2月上旬には、自ら育てた塩尻市特産大豆「あやみどり」を使った豆腐作りも体験している。
みそ造りは、一昼夜水に浸した大豆を、みそ切り機でつぶしていった。初めてみそ切り機を見た子どもたちは「ドキドキする。ハンドルが重い」と話し、ミンチ状に出てくる大豆を興味深く見つめていた。つぶした大豆を丸めて、たるの中に投げ入れながら「おいしいみそになりますように」と願いを込めた。
今後、JAで保管し、1年ほど熟成させて完成を待つ。子どもたちはみそができるのを心待ちにしていた。造ったみそは、来年2月ごろ配布する予定。