JA木曽とJA女性部は1月上旬、木曽郡内の高齢者や障害者などの福祉施設6カ所を訪問し、地元産の米100キロやタオル630本、切り餅10キロなどを贈った。高橋德組合長と田屋万芳専務、女性部役員らが2班に分かれ、老人ホームや障害者支援施設、児童養護施設を訪問した。
上松町の児童養護施設、木曽ねざめ学園では、切り餅10キロとボックスティッシュ5箱入り3個を福村英俊園長に手渡した。高橋組合長は「どんどん焼きなどに使って子どもたちを元気にしてほしい」と話した。福村園長は「毎年子どもたちが楽しみにしている。厳しい環境の中で過ごしている子どもたちなので、地域の皆さんのおかげで楽しい生活を送ることができ、本当にありがたい」と感謝の言葉を述べた。
同町の障害者支援施設、上松荘では「コシヒカリ」の独自ブランド米「初恋」20キロとタオル100本ほどを川越康孝施設長に手渡した。
この事業は20年以上続くもの。米や餅は、昨年10月のJA祭の農産物品評会で組合員から出品された農産物の販売代金を充てた。タオルは女性部のボランティア活動の一環で、部員から募ったタオルを届けた。