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子牛価格が大幅上昇、需要期入り引き合い | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: Admin|Dec 11, 2018 3:00:00 PM
自ら育てた子牛のせりを見学する上伊那農高生ら

JA全農長野は6日、木曽町の長野県中央家畜市場で定例の12月市場を開いた和牛子牛347頭が上場し、全頭が成立。子牛全体の平均価格は前回10月市場より10万7249円高い83万558円。年末の枝肉需要期を迎え牛舎に空きが増えることから、子牛の引き合いが強まり、価格が大幅に上昇し、活発な取引となった。
去勢子牛は196頭で、平均価格は前回より9万66円高い87万1902円。雌子牛は151頭で、平均価格は同12万2821円高い77万6892円だった。人気血統を中心に高値が付き、個体状態が良く価格差が少なかったことで平均価格が上がった。
市場には、上伊那農業高校の動物科学コース2年生18人が、子牛の販売実習に訪れた。生徒が育成した子牛2頭をせりに出し、見学した。
せり前に行われた子牛共進会の結果は次の通り。
◇去勢牛▽最優秀賞=尾崎文雄(木曽町)▽優秀賞=田中昭人(木曽町)伊藤太郎(川上村)◇雌牛▽最優秀賞=田中昭人(木曽町)▽優秀賞=渡辺拓男(南牧村)