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最高位に米山さん(みなみ信州) | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: Admin|Nov 12, 2018 3:00:00 PM
農水省生産局長賞を受賞した米山さんの種雌牛

JA全農長野は8日、木曽町の県中央家畜市場で第71回県畜産共進会・肉用牛種牛の部を開いた。県内各地から種雌牛27頭が出品された。月齢で1類から4類に区分した種雌牛を体格や品位など総合的に評価。各類の特別優秀賞4頭から選ぶ、最高位の農水省生産局長賞には、4類(2産以上)からJAみなみ信州の米山正男さんの出品牛が輝いた。
同様に特別優秀賞から選ぶ県知事賞には、1類(生後7~14カ月未満)JAみなみ信州の井原毅さんの牛、3類(生後17~20カ月未満)JA松本ハイランドの高原牧場の牛が選ばれた。
審査は、県畜産試験場長の西原光男審査委員長と同試験場職員2人、全国和牛登録協会の山口由紀さんが担当した。農水産省生産局長賞を受賞した米山さんの種雌牛について、山口さんは「発育が非常に良好で、体の伸びや幅、深みもしっかりあり、全体的に前躯(く)、中躯が充実している。雌牛らしい品位も良好でこれからまだ活躍できる牛なので、大事に飼ってもらいたい」と評価した。
会場では、審査後、山口さんの講演会を開き4年後の第12回全国和牛能力共進会鹿児島大会に向けたポイントと今後の和牛改良の方向性を聞いた。
上記以外の入賞者は次の通り。かっこ内はJA名。
◇特別優秀賞▽2類=生後14~17カ月未満=関島勇治(みなみ信州)◇優秀賞▽1類=小山清志(同)▽2類=南信州繁殖センター(同)▽3類=小山清志(同)▽4類=窪田俊男(上伊那)