県内の有線放送電話事業者などで構成する県情報ネットワーク協会は10月31日、JA長野県ビルで2018年度アナウンスコンクール長野県審査会を開いた。最優秀賞に若穂有線放送電話農協の倉島英子さんが選ばれた。
有線放送の機能充実とアナウンサー資質向上のために開き、59回目。県内外有線放送のアナウンサー10人が、日頃の成果を競った。コンクールは、主催者が用意した原稿を読む朗読の部、示された素材を自分なりの放送原稿にして読む解読の部の2部門を審査。両部門の合計点で上位入賞者を決めた。参加者は緊張感の中、決められた制限時間内に放送原稿を作り競技に臨んだ。
審査員は「朗読は、流れや言葉のつながりを意識して読む。聞く人に届くよう、めりはりを付ける。解読では、必要な情報を聞く人が興味を持つように伝える」などと講評した。
その他の入賞は次の通り。
▽優秀賞=宮越裕美(新潟県新井有線放送農協)▽優良賞=平出志津(大町市有線放送電話農協)▽奨励賞=小松美香(丸子有線放送農協)