県内の協同組合10団体で構成する実行委員会は13日、長野市のエムウェーブエントランスホールで、長野県協同組合フェスティバル2018を開いた。県内の協同組合の組合員をはじめ、親子連れなど2000人を超える来場者でにぎわった。
県内の協同組合や行政、諸団体による特産品や加工品、野菜、旬の果実の試食と販売、無料健康チェックなどの他、白馬村、小谷村、木曽町、王滝村、岩手県宮古市の産品を販売した。NPO法人フードバンク信州は、家庭で余っている食品を寄付してもらい、食べる物に困っている人たちや福祉施設などに提供するフードドライブも行った。
JA長野県グループは、米などの農産物や事業をPRした。アンパンマンの人形と一緒に撮った写真を印刷したオリジナルパッケージに、県産の新米「コシヒカリ」を入れプレゼント。プレゼントを受け取った来場者は「うれしい」と笑顔だった。全農長野は、リンゴやブドウの品種名を当てる信州農産物クイズを行い、参加者にエノキタケをプレゼントした。また、JAながの青年部はブドウや野沢菜漬けなどを販売した。
ステージイベントでは、長野東高校吹奏楽部やJAながの女性部のスコップ三味線の演奏、スマイリーフジの大マジックショーなど繰り広げられた。