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地元食材活用し、健康長寿レシピ | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: Admin|Oct 23, 2018 3:00:00 PM
管理栄養士から教わり調理する女性部員

JA長野八ケ岳小海支所女性部の営農生活部は10月中旬、「花咲く長寿レシピ講習会」を小海町の北牧楽集館で開いた。部員11人が参加。長寿の里「佐久」プロジェクトが進める「花咲く長寿レシピ」と健康長寿に向けた身体づくりを学んだ。
花咲く長寿レシピのコンセプトは「適塩・栄養バランスへの配慮」「地元食材の活用」「食べやすい、作りやすい工夫」の三つ。食材そのものの味を生かし適切な塩分量に慣れること、地元の食材を使い、かみ応えを残しつつ、繊維を断ち切るように刻む調理方法など、おいしい健康食について学んだ。
参加者は、JA長野厚生連佐久総合病院の管理栄養士2人を講師に、健康長寿に向けた「信州サーモンとプルーン丼セット」を調理した。食塩相当量を減らし、野菜の量を増やすことを意識して5品を作った。
日本農村医学研究所の栁澤和也主任研究員が健康長寿に向けた体づくりについて講習した。歩かない、動かない場合の筋肉の衰えについて「運動能力は、20代から1年ごとに1%ずつ減少していく。対策をして使える筋肉を減らさないことが大切」と話した。また体力や気力の低下に備える体操を紹介した。
参加者は「普段からできる体操なので継続してやりたい」「調味料を目分量ではなく、計測して調理したい」など、健康維持に向けて意欲を見せた。