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認知症予防学ぶ | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: Admin|Oct 5, 2018 3:00:00 PM
ティッシュボックスを使った小物入れ作りを楽しむ参加者

JA長野厚生連長野松代総合病院は9月下旬、長野市の松代公民館で介護者・介護予防教室を開いた。地域住民ら約20人が参加。同病院の加瀬優夏作業療法士が「認知症予防のための作業活動その2」と題し、認知症予防についての説明と、空のティッシュボックスを使った小物入れ作りをした。
加瀬作業療法士は「認知症を予防するためには、日常生活の中で『野菜・果物・魚をよく食べる』『有酸素運動を行う』『人と交流する』『文章を書く・読む』などの習慣を意識して行うことが効果的」と説明。また「日記を付けることや料理を何品か同時に作ること、買い物や旅行の計画を立てるといった行動も、認知症の初期症状を予防するのに有効」と解説した。
小物入れ作りでは、ティッシュボックスに切り込みを入れ。容器部分とふたになるように半分に折り曲げた。形が出来上がると、それぞれ好きな色の折り紙や和紙で飾り付けた。
参加者同士で協力したり、会話を楽しんだりしながら作業に取り組んだ。参加者は「難しかったがまた家で作ってみたい」「きれいな布で飾り付けてみたい」と話した。