JA長野県役職員連盟生活指導部会とJA長野中央会は20日、JAくらしの活動担当者全体研修会を長野市のJA県総合研修所で開いた。
昨年まではJAくらしの活動担当者だけの参加だったが、今年度は幅広く呼び掛け、金融部長、支所長、組合員課長ら61人が参加。JAに積極的に参加・参画してくれる組合員を増やすための仕組みを考えつつ、新たな活動や新しいアイデアの考え方について研修した。
博報堂PR戦略局統合プランニング一部の加藤昌治部長が「アイデア・バイブル ミニワークショップ+α」と題し、講義をした。「『考える、はスポーツ!』。アイデアを出すには日々意識して考え、練習を重ねることが大事」と話す。またアイデアパーソンになるには「自分を脱ぎ、具体的に問い続け、アイデアの選択肢をたくさん出すこと。多くのアイデア群から選ばれた珠玉のアイデアを企画していく」と強調した。
参加者は「組織内でアイデアを出すことを習慣化できれば強い組織になれると思った」「他の人のアイデアを見て感心し、チームで考えることは大切だと痛感した」「何事も諦めずアイデアをたくさん出して組合員、JAのため尽力していきたい」と話した。