JA長野中央会とNHK長野放送局は20日、第48回日本農業賞長野県代表選考現地審査会を開いた。みなみ信州農業協同組合柿部会を同賞集団組織の部の県代表に決め、中央審査会へ推薦する。
審査員は、県農業試験場の中島賢生場長を審査委員長に、県農政部やJA全農長野ら関係者7人。立地条件を生かした合理的、安定的な経営などの審査基準に基づき、同部会の取り組みについて現地調査をした。
「市田柿」の地理的表示（GI）保護制度への登録などブランド化に取り組み、加工食品としての衛生的な環境整備や女性の積極的な登用、地域貢献など意欲的な活動が評価された。中島審査委員長は「地域の特産品を生かし、地域活性化に貢献している。自信を持って県代表として推薦する」と話した。