南牧村のJA長野八ケ岳南牧支所は、出荷最盛期を迎えたハクサイの査定会を支所管内の3会場で開いた。同村板橋地区の集荷場では、約80人の生産者とJA全農長野職員、市場担当者らが参加した。
JAの営農指導員が、市況など販売情勢を説明。市場担当者が、当日出荷されたハクサイの中から無作為に抽出したサンプルを示して、出荷基準を細かく説明した。
南牧支所のハクサイの年間出荷目標は、141万ケース(1ケース15キロ)で、9月から10月にかけてトップシーズンとなる。
南牧支所野菜専門委員会の菊池光雄委員長は、「出荷規格をもう一度確認して、JA長野八ケ岳のブランドを守り、残りの期間しっかりとしたハクサイを出荷していこう」と呼び掛けた。同JA管内の小海支所や野辺山支所でも同様に査定会を開き、ハクサイの品質向上に取り組んでいる。