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1個人1団体を、優秀農家に選定 | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: Admin|Jun 7, 2016 3:00:00 PM
壇上で賞状を手にする米望さん(左)と江口さん

JA北信州みゆきは、第18回通常総代会で「2015年度農業経営作目別優秀農家表彰」を行い、園芸特産部門に米望政信さん(飯山市瑞穂地区)と、羽広山農家組合後継者の会(飯山市岡山地区羽広山)を表彰した。
米望さんは、高齢化などにより離農した農家から水田を借り受け、地域の担い手農家として活躍している。キュウリ40アールと水稲6ヘクタールを経営。新しい栽培技術や防除方法を研究し、キュウリ農家のけん引的役割を担っている。JAきゅうり部会瑞穂支部の支部長を歴任後、本部会の部会長を務めた。
羽広山農家組合後継者の会は、Iターン就農者を含め、平均年齢が41.6歳と若い農業者9人で組織。同地区は積雪期間が長く、農業経営には不利な条件だが、春先のスノーキャロットや晩秋のヤマゴボウなど、季節を有効に使い、地域の農業振興や個々の農業所得向上に努めている。15年度産ズッキーニはJA管内の出荷販売額の約17%、アスパラガスは約5%のシェアを占め、畑作品目では販売額トップの実績を残した。
受賞者を代表し、羽広山農家組合後継者の会代表の江口豊さんは「今後も地域の農業振興のため尽力に努めたい」と謝辞を述べた。