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直売ひと工夫-県外JAの特産充実 | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: Admin|Feb 29, 2016 3:00:00 PM
独特の形で人気を集めるスターフルーツ

JA北信州みゆきが運営する飯山市常盤地区の農産物直売所「千曲川」は、JA間交流で県外JAからさまざまな青果物や加工品を仕入れている。地元産の商品の種類が少なくなる冬季にも品ぞろえを充実。各地の珍しい商品も手に入ることから人気で、集客につながっている。
全国有数の豪雪地帯のJA管内では、積雪がある12月下旬から翌年3月まで長い農閑期に入る。冬期間はきのこ類、米、リンゴ、ハウス栽培の山菜、加工品が直売所のメーン商品になる。15年ほど前からJA間交流を始め、現在は通年で仕入れている。沖縄県のJAおきなわや愛知県のJAなごやなど、県外の5JAと連携する。
今の時期は、JAおきなわの商品を多く取りそろえる。切った断面が星形の果実のスターフルーツや、細長く鮮やかな黄色が特徴の島ニンジンなど、スーパーや百貨店でも手に入りにくい沖縄県の特産品が店頭に並ぶ。他のJAからは、ミカンや「伊勢いも」など各県の特色ある農産物が入荷し、客の目を引いている。
JA北信州みゆきからは15~20の県外JA直売所へ、主にきのこ類や加工品を中心に出荷している。