木曽町福島の長野県中央家畜市場で開かれた2月の和牛子牛市場で、平均価格は1頭74万2280円(税別)と、前回の12月市場に続いて過去最高を更新した。子牛の供給不足が続き、一頭でも多く子牛を確保しようとする購買者の買い意欲が高く、活発な取引となった。
市場には325頭が上場された。平均価格は前回市場を6万3832円上回り、前年同月に比べると18万3672円高い。前回に続き、去勢牛で1頭100万円を超える子牛もあった。雌子牛は136頭が取引され、平均価格66万1897円、前回比4万1063円高。去勢子牛は189頭で平均価格80万122円、前回比6万8328円高だった。
せり前に行った子牛共進会の結果は次の通り。
◇去勢牛の部▽最優秀賞=奥牧宏明(木曽町三岳)▽優秀賞=清水紀久夫(木祖村)
◇雌牛の部▽最優秀賞=伊藤長生(川上村)