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郷土料理作ろう-JA須高女性大学 | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: Admin|Feb 12, 2016 3:00:00 PM
講師からブドウの模様付けを教わる受講生

JA須高女性大学第6期が1月に開校した。衣食住・営農・健康などを中心に、実践を交えながら教養を高めるカリキュラムが始まっている。第2回の講座では北信地区に伝わる郷土料理「やしょうま」作りを学んだ。
JA理事の坂田和子さんを講師に、青のり、クルミ、ごまの入った基本の「やしょうま」から、ブドウや菊水の模様付けもした。参加した受講生の大半は初めてで、講師を手本に班ごとに協力しながら取り組んだ。
「やしょうま」は米粉で作る細長い団子。お釈迦(しゃか)さまの亡くなった涅槃会(ねはんえ)の2月15日(月遅れの3月15日のところもある)に仏壇に供えられる。
今回はホウレンソウ、ニンジン、カボチャ、紫芋など野菜の粉末やココアなどで色付けをした。基本の生地に混ぜる粉末の量によって色の濃淡が変わり、班ごとに違った「やしょうま」が完成した。
参加した受講生は「模様付けは手間が掛かる。色を付けたり、混ぜたりすることでさまざまな工夫ができるので楽しい」と話した。