JAちくま管内にあるA・コープ2店舗(あんず店、びんぐし店)とファーマーズマーケットパリオで3日、恒例の節分祭「豆まき大会」を行った。各店舗とも、まかれる「福」をつかもうと大勢の人でにぎわった。
千曲市雨宮にあるA・コープあんず店では、豆まきが始まる30分前から多くの人が集まった。JAの岡田康常務が「豆まきの由来は邪気を払い、福を呼び込むといわれている。皆さまに無病息災と多くの福が訪れ、良い年になるようにという気持ちでまきたい」とあいさつし、「福は内」の掛け声で豆まきがスタートした。
「こっちにもお願い」などと声が飛び交う中、来場者は宙に舞う「福」を多くつかもうと腕を伸ばし、熱気に包まれた。豆の他にも、きのこや日用雑貨、菓子、当たりの袋には野菜や牛乳、刺し身など同店で使える割引券、花鉢のプレゼント引換券などがあり、お楽しみ満載の豆まきとなった。
同市八幡から家族で訪れた丸山麻美さん(30)は「豆や菓子など、まかれた福を取ることができた。とてもすごい活気で楽しかった。来年もぜひ来たい」と笑顔を見せた。
同店の斉藤昌俊店長は「季節のイベントは楽しみにされている人も多く、地域の皆さまにご利用いただける店づくりを目指していきたい」と話した。