JAちくまはこのほど、JA虹のホール本館で人形供養祭を開いた。今回で3回目。敷地内に新築した、虹のホール東館のオープン記念見学会と同時開催した。
供養祭には約320組が来場し、3000体以上の日本人形や縫いぐるみなどが持ち寄られた。組合員や地域住民から供養祭開催の要望も多く、地域貢献活動として供養料無料で行われた。
供養祭に先立ち、JAの竹内幹雄常務理事は「これからも組合員、地域の皆さんからの要望に応えるとともに、地域に貢献できる施設になるよう、研さんに努めたい」とあいさつした。
市内から来場した女性は「つらいときも楽しいときも、いつもそばにいてくれ、いろいろな思いが詰まった人形。心を込め、感謝の気持ちで送ってあげたい」と、人形が飾られた祭壇を見ながら話した。持ち寄られた人形は、同市雨宮にある法輪寺の中澤要翠副住職が読経した後、参列者らに見守られながら丁重に供養された。