JAちくまは、入組3年以内の職員を対象に、農家での営農研修を行っている。今年度は25人が3班に分かれ、7~11月の農繁期に実施。21日には職員5人が、千曲市上山田の若林嘉夫さん(70)のリンゴ園で「ふじ」の葉摘み作業を行った。
西村英憲さん(25)は日頃、管理課で実績管理などの業務を担当する。「農家の思いや苦労を知ることができた。地域農業に触れ、JAの原点の農業に大切さを再確認できた」と話していた。
営農研修は、農業経験の少ない職員や営農関係以外の業務に従事する職員が増えているために行っている。JA事業の根幹である地域農業の理解を深めるとともに、職員の意識向上、組合員との交流が目的となっている。