JA木曽とJA野菜生産部会は、今年度の生産販売反省検討会を木曽町開田高原の開田高原研修センターで開いた。主力の「御嶽はくさい」の出荷販売は10月末で36万6000ケース(1ケース15キロ)で平均単価は1ケース1712円。数量は前年と一昨年と比べ下回ったが、単価は16年ぶりとなる1700円台の高値で推移し、好調な販売となった。
検討会には生産者や中京・関西の市場会社、行政、JA関係者ら約70人が出席した。同部会の寺平栄部会長は「出荷当初から最後まで高値で推移した。昨年までは7月末から8月の旧盆前にかけてクレームが出たが、今年は生産者の努力もあって市場からの信用が上がった。来年は40万ケースを確保したい」と述べた。